2021.07.01
『ゲームから学べることもある!』マイクラッチの原点とは
こんにちは、金崎です。
今月も恒例のエデュケーショナル・デザインのメンバーを紹介するインタビュー企画を行っていきたいと思います!
今回のインタビュー相手は・・・水島滉大(みずしまこうだい)さん!
水島さんは会社の創業期から現在に至るまでの約7年間、プログラミング講師やコンテンツ(教材)制作を担っているメンバーです。
そしてなんと・・・D-SCHOOLの人気コンテンツである、マインクラフトでプログラミングを学ぶ「マイクラッチ」という教材開発も水島さんが担当されています!
またコンテンツディレクターとして、エンジニアメンバーを統括する立場でもあります。
教材開発に加えて動画製作、そしてディレクターまで何でもこなすオールラウンダー!
今回はそんな水島さんが、
・入社するまでの経緯
・会社でどんな仕事をしているのか!?
・どんな想いでお仕事をしているのか!?
・プログラミングの楽しさとは!?
・どんなプライベートを送っているのか!?
などなど、いろいろと伺っていきたいと思います!!
ー本日はよろしくお願いします!
まずは簡単に自己紹介をお願いします!
こんにちは!水島です。
僕は2014年にエデュケーショナル・デザインが創業した当時から、大学生チューター(プログラミング講師)として関わっていました。そこからずっとチューターとして関わっていたんですけど、ある時にうちの代表(脇田)がマインクラフトでプログラミングができるってことを知ったらしく、その両方に詳しい人を探してたんですよ。そしたら、たまたま情報系の学部に所属している、かつ、β版の頃からマインクラフトをプレイしている僕が声をかけられて、教材を作り始めたんですよね。本当すごい偶然、というかご縁というか・・・(笑)
その流れで2017年に大学を卒業して、この会社に入社したって感じですね〜
※インタビューの様子。写真左が水島さん。
ーその偶然がなければD-SCHOOLで人気のマイクラッチがなかったかもって考えると、たしかにすごい偶然・・・(笑)
あとは、そういう偶然でありながらも、大学で学んだことを色々活かせているっていう点もすごく良かったです。
所属していた大学の学部が経営情報学部っていう、文字通り経営や情報などを学ぶところなんですけど、そこで学んだことを会社ではかなり活かせてますね。あとは教職を取ったこともめちゃくちゃ活かせています!
例えば、社内はプロジェクト単位で業務を進めているので、一人一人が経営的な思考をしないといけないという部分とか、情報はもろプログラミングの部分だし、教材開発や先生として教える機会が多い部分とか、とにかく大学で学んだことを色々活かせるっていう点でも、この会社はかなり合ってましたね!
今までの経験をそこまで活かせる環境ってそうそうない気が・・・
ちなみに、教職を取ろうと思ったきっかけとかあったんですか?
僕の出身校は商業高校なんですけど、勉強したことを理解できているかを測るために資格や検定を取るんですよね。その流れで大学に進学した時に、教員免許取れるなら取ってみようかなーくらいに思ったのがきっかけです(笑)もちろん、教員免許取得は大変でしたし、その後も非常勤講師として商業高校で授業もしました。
ーそれでも今は民間で働かれていますよね。
民間だからこそ教材開発に携われるし、その教材を使って楽しそうに学んでいる子どもたちを見ると幸せややりがいを感じられますね!
一方で公教育の場も変わって欲しいなとは思ってます。僕の出身中学は部活動に必ず入らなければいけない学校だったんですが、興味のある部活動がなくて、しょうがなく「芸術部」という部活に入って本を読んでたんです。部活よりもゲームの方に断然興味があったので、部活が終わったらすぐに帰ってゲームに没頭していました。そもそも学校の活動に興味がない人ってたくさんいると思うんですよね・・・
ーもしかして、そこでプレイしていたのがマインクラフトですか??
そうそう!たしか最初にマインクラフトに出会ったのは中学の頃だったかな?
当時スカイプ繋ぎながら友達とプレイしてましたね。あとはFPS(操作するキャラクター視点でゲームの世界を任意で移動し、武器などを用いて戦うゲーム)もめっちゃやってました。チームに分かれてミッション達成を目指すゲームなんですけど、ボイスチャットを使ってメンバーに指示を出してチームをまとめたりする中で、チームのマネジメント力というか、チームのモチベーション管理みたいなものをも学べたと思います。
ー実際にゲームからそんなことも学べたりするんですね!
今のお仕事にもゲームで培ったスキルが活かせられたりしますよね!
ほんとにそうで、ゲームから学べることって実はかなりあるんですよ!もちろん学校生活も大事なんですが、学校外での活動から得られる学びも大事だと思います。
それこそ、プログラミングもそういう学びの場にはかなり適していますよね。学校に行けなくても、あるいは人付き合いが苦手でも自宅にいながら一人で学ぶことができるし、プログラミングで作った作品を世界に発信してバズることだってあるし。プログラミングってそういう可能性を秘めたものだと思うんですよ。
D-SCHOOLの教材も、そういう想いのもと作ってます!オンラインでプログラミングを学べる「D-SCHOOLオンライン」っていうサービスも、不登校の子どもたちなど、学校での学習が難しい子にも届けたいという想いを込めて作ったりしています!
※D-SCHOOLの動画教材。動画解説も水島さんが担当しています。
ーなるほど、水島さんの熱い想いが伝わってきました・・・!
ちなみに、プログラミングの可能性、というか楽しさをもう少し詳しくお聞きしたいです!
プログラミングって学びさえすれば新しいものを表現できるものだと思います。絵画とかダンスなどの芸術も同じように学ぶことで新しいものを表現できるものだと思うんですけど、どうしても才能が関わってくる分野だと思うんです。たしかにプログラミングも最後は才能が必要にはなるんですが、比較的学んだことによって新しいことを表現しやすい分野だと思ってます。学んでしまえば自分だけのゲームをどんどん作れちゃったりするので、夢がある分野だなーと思ってます。
ーありがとうございます!
ここからはプライベートについてお伺いできればと思います。
ゲームがお好きとのことですが、それ以外で何か趣味とかあったりしますか?
僕は人が作った作品に触れることが好きなんですよね。例えば、作者がどんなことを考えているのかなーと想像を巡らせたりとか、それを受けて自分の感情がどのように動かされているのかなーとか考えたりはよくしますね!その中でも特に小説とアニメが多いかなー。
あとは一つの作品を好きになったら、その作者の作品を片っ端から鑑賞します(笑)
僕も同じことよくやります(笑)
同じ作者の作品に触れ続けていると、徐々にその人が何を表現したいのかがはっきりとしてくるんですよね〜
そうそう!あとはみんなで考察できる作品も好きです!
映画を観終わったら、そのままカフェ直行して「あのシーンのあのセリフってああいう意味だよね!?」みたいなことを延々と語り合うのはめっちゃ好きでよくやります(笑)
もう映画やアニメ鑑賞も僕にとっては芸術鑑賞ですね!!
なるほど!それは面白い視点ですね!
あとは旅行も趣味で、最近は旅先での温泉巡りをよくやったりします。
先ほど話にあった趣味のゲームがマネジメント力向上に繋がったのと似ていて、趣味の旅行が今のお仕事への姿勢のベースになっているんですね!
最後に、この前お子さんが生まれたそうですが、パパになった感想とか教えてください!
慣れないことばかりですけど、どんな子になるかな〜って考えると楽しみですね!
ほんと、第二の人生が始まった感じです(笑)