2021.03.24
静岡サレジオ小学校・中学校と業務提携
2021年度から当社コンテンツ・講師によるプログラミング授業を開始
■静岡サレジオ小学校・中学校との提携背景
静岡サレジオは、幼稚園から小学校・中学・高校まで、学園が一体となった一貫システムの中で、受験勉強にとらわれない独自の教育プログラムを展開しており、自主性と論理的思考力を育成するカリキュラムを常に模索しています。
とくに、小学5年生から中学2年生までが在籍するミドルステージは、国際バカロレア候補校として、4年間で160を超える探究型Unitを作成。論理的思考力を兼ね備えたパフォーマンス力の育成を重視しています。
さらに上智大学との共同研究や研修を行う同校では、『グローバル・コンピテンシー』を身につけた生徒の育成に力をいれており、こうした思考や資質を育むことができるものとして、海外ではすでに当たり前に行われているプログラミング教育に着目。
さまざまな体験を通して仲間意識を育て、価値観の多様化を図るという意味で、校内で完結するのではなく、同校の教育ビジョンを共有できる外部パートナーを探していました。
当社では、こうした先進的な取り組みを行う同校の教育方針に共感し、当社のEdTechサービスのノウハウを活かしたプログラミングを入り口としたテクノロジー教養全般を養う静岡サレジオオリジナルの授業カリキュラムを、同校の教師陣とともに企画してまいりました。2021年度より、小学5年生~中学2年生を対象としたプログラミングの特別授業内で本カリキュラムを導入します。
同校は小学校・中学校の全生徒がiPadで学習しているため、初年度はiPadを使用した「Scratch」にてプログラミング入門編を行います。入門編ではICTリテラシーとともにデジタル教育の基礎を理解します。
さらに「JavaScript」を使い、プログラミングの基礎・根幹部分を学んでいただき、翌年以降はビジュアルプログラミングの基礎学習を活かし、アプリ制作やゲーム制作などテクノロジー全般を幅広く学習することで、10代のうちに高いレベルのテクノロジー理解が備わった人材の育成を目指します。
そしてカリキュラムの最終回では国際バカロレアの教育を実施している同校ならではのパフォーマンス課題に取り組むことを見込んでおります。
当社のコンテンツを使った授業を通して、21世紀の教養と言われている「プログラミング的思考」を身につけ、「課題発見」「論理的思考」「創造的思考」の力を伸ばしていただきたいと考えています。
豊かな心と自主性、優れた知性を兼ね備えた「誠実な人間、よき社会人」として、静岡サレジオから世界へ羽ばたいていっていただけるよう、外部パートナーとしてサポートしてまいります。